安定した同期を取るため、A-6がDVレコーダーからのタイムコードを受信して、発音を始めるまでに約2秒程度かかります。その為、DVレコーダーの再生直後はA-6から音が発音されず、無音として録音されてしまいます。あらかじめ、アフレコ(オーディオインサート)を行いたい部分より最低でも3秒程度前から、一時停止を解除して下さい。
補足:VTRスタート直後はテープの走行も不安定である為、そういった信号に追従しようとすると、同期が不安定になってしまいます。ただし、VTRの頭には数秒間の余裕があるので、実際のアフレコなどには問題が出でてくることはまずないと思います。A-6は基本的には部分的なアフレコに使用するための機材ではなく、作品全体の音編集の為の機材である事をご理解下さい。また、本編の画像の録画はテープの先頭からするのではなく、カラーバーなどを最低でも3秒以上録画したところから、本編の画像を録画するようにして下さい。