BRIDGE CAST Xの「ホットキー(HOTKEY)」機能を使うと、キーボードのショートカット・キー(キーの組み合わせ)を押す代わりに、パッドを1回押すだけの簡単な操作に替えることができます。HOTKEYに割り当てたショートカットと同じものをOBSのホットキーに設定すれば、BRIDGE CAST XのCONTROL PADからOBSを操作することができます。
以下では、例として、BRIDGE CAST XのPAD 1を押してOBSの「ストリーミング開始」を実行する設定を紹介します。
必要なもの
- BRIDGE CAST X(専用USBドライバーのインストールが必要です。)
- ACアダプター(5V/3Aまたは9V/3A)
- BRIDGE CAST App
- パソコン
- 配信用アプリ(OBS)
BRIDGE CAST Appの設定
- パソコンに、BRIDGE CAST XドライバーとBRIDGE CAST Appをインストールします。
https://www.roland.com/jp/products/bridge_cast_x/downloads/
- BRIDGE CAST Appを起動します。
- メニュー画面で、「CONTROL PAD」タブをクリックします。
- 上部のパッドプレビュー・ウィンドウで、機能を割り当てたいパッドをクリックします。
例: PAD 1
- 左下のPADプロパティー・ウィンドウにあるCOMMANDで、「HOTKEY」を選びます。
- OPTION 1の「Click to Assign」をクリックします。
- 「Scanning KEY Stroke...」と表示されたら、キーボードでショートカット・キーを入力します。
例: Ctrl + Shift + A
- 入力したキーの組み合わせ(Ctrl + Shift + A)が OPTION 1に表示されているか確認します。
配信用アプリ(OBS)の設定
- OBSを起動します。
- メニューの「ファイル(File)」→「設定(Settings)」を開き、左側の「ホットキー(Hotkeys)」をクリックします。
- 「配信開始(Start streaming)」の項目に「Ctrl + Shift + A」と入力します。
※ キーボードのショートカット・キーで入力できます。
これにより、BRIDGE CAST XのPAD 1を押すことで、OBSでストリーミングを開始することができます。