JV-90 は、エクスパンション・ボード等をあわせると、非常にたくさんの音色が扱えます。MIDI のプログラム・チェンジ・ナンバーは 128 しかありませんので、これだけで JV-90 の全ての音色を指定することはできません。そこでコントロールチェンジのバンク・セレクトを併用して指定します。
バンク・セレクトにはコントロール・ナンバー=0(MSB)とナンバー=32(LSB)があり、この 2つの組合せ内容によって、プリセットやインターナルといったグループを特定し、プログラム・チェンジで音色を限定します。
取扱説明書 P.136 に以下の様な表があります。
この表でバンク・セレクトをどの様に組合せるかがわかります。即ちコントロールナンバー=0 で 「80」、ナンバー=32 で 「0」 を送るとインターナル・グループが特定され、続くプログラム・チェンジでインターナルのパッチやパフォーマンスが選べます。またコントロール・ナンバー=0 で 「81」、ナンバー=32 で 「2」 という組合せならプリセットC/Dグループが特定されるといった具合です。
※パフォーマンス・モード及びキー・モードが[Single]の時、各パートのパッチはパートの受信チャンネルで上記各信号を送ります。パフォーマンスを切り換える場合は[PERFORMMIDI]/[Ctrl-Ch]で設定したチャンネルを使います。(取扱説明書 P.43参照)
ご注意 :
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