原因として、次の2点が考えられます。
1. パフォーマンス・パッチ・トーンいずれかのパンポットが反対側に振られている
XVは、パフォーマンス(パート)・パッチ・トーンの3つそれぞれにパンポットの設定を持っています。それぞれの設定は加減されます。たとえば、パッチのパンポットを右いっぱいに振っておきます。パフォーマンスモードの時に、そのパッチをパートに呼び出すと、パフォーマンス(パート)のパンポットは中央に設定していても、そのパッチの音は、右から聞こえます。
2. エフェクト成分が聞こえている
XVが内蔵しているエフェクトはステレオ仕様のため、あるパッチやトーンにエフェクトをかけた場合、エフェクト成分はセンターから聞こえます。たとえば、ある音にリバーブをかけると、リバーブがかかっていない原音(ドライ音)はパンポットの設定によって定位が変わりますが、リバーブの残響音(ウェット音)は、常に中央から聞こえます。