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  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 V-Synth XT 】 V-Synth XT で使われる、エラスティック・オーディオ・シンセシスとは何ですか?

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回答

エラスティック・オーディオ・シンセシスとは、PCM (デジタル)波形に対して、
アナログ・モデリング並みの自由度で有機的な変化を与える、デジタル・シンセサイズ技術と、
それによる音作りの世界を広く指したことばです。
(「エラスティック」 とは、ゴムのように弾力がありしなやかな状態のことをいいます。)

エラスティック・オーディオ・シンセシスを応用した V-Synth XT は、
リアルタイムにパラメーターを操作することで、従来のデジタル音源シンセサイザーでは実現できなかった
ダイナミックな演奏表現を実現。オーディオを自在にハンドリングし、
しなやかなサウンド創造を可能にします。
ご参考 :
エラスティック・オーディオ・シンセシスの実現のために、V-Synth シリーズや VariOS は、
PCM オシレーターにはローランド独自のバリフレーズ機能を装 備。波形再生の常識を打ち破り、
素材のピッチ(音高)、再生速度(タイム)、キャラクター(フォルマント)を、それぞれ全く独立に、
リアルタイムで、かつ高音質のまま変化させることができます。

サンプルの持つ 「音の特徴」 を活かしたサウンドつくりはもちろん、タイムを極端に変化させたり、
リバース再生することによる劇的なサウンド加工や、フォルマントを変えることによって
新たなサウンド・キャラクターを作り出すなど、その斬新なサウンドは先進クリエーターたちの
イマジネーションを誘発します。