はい、VP-550 のボーカル・デザイナーを、以下のように設定することで、YMO の 「トキオー」 風の演奏を再現できます。
- ボーカル・デザイナーの音色 [ VOCODER 2 ] を選ぶ

[VOCODER 2] は、ビンテージ・ボコーダーのサウンドです。80 年代のポップ・ミュージックを
はじめ、速いパッセージの曲などで幅広く使えます。和音演奏に適しています。
- D ビームの [ PITCH ] を選ぶ

- 低いほうの鍵盤を押さえ、「 トキオー 」 と発音しながら、タイミングよく D ビームに手をかざして、センサーに近づける。
ご参考:
YMO の 「トキオー」 のような、声を使った独特の表現には、1979 年にローランドが発表した、新コンセプトのボコーダー VP-330 が使用されていました。VP-330 は、ボコーダーの専門的なパラメーターを意識することなく、独特の歌声を奏でる楽器として、「テクノ」 という新分野の音楽を中心に、音楽表現に新しい一ページを加えました。