クラシック向けの大編成合唱には、ボーカル・デザイナーに 「 CLASSIC 」 を選ぶと良いでしょう。
「 CLASSIC 」 は、使える音域も広く、歌詞もクリアに再現されるので、幅広いジャンルに対応できます。
より厚みのあるサウ
ンドにしたいときは、男女混声の 「 MALE & FEMALE 」 を選ぶと良いでしょう。
以下の手順で設定を行なってください。
- マイクを VP-550 に接続し、入力レベルの調整を行ないます。
(取扱説明書の 「 マイクを接続する 」 「 マイクの入力レベルを調節する 」 をご参照ください。)
- 「 CLASSIC 」 と 「 MIXED CHORUS 」 を選びます。

- マイクと鍵盤で演奏しながら、アンサンブルのレベルを小さめに調整します。
アンサンブルは、サウンドに厚みを出すだけでなく、ボーカル・デザイナーのサウンドが、
息つぎなどで途切れていまうのを補完する効果もあります。
レベルは小さめ (2 - 3) に設定しておくと良いでしょう。
- アンビエンスは、「 HALL 1 」 を深めにかけます。
「 HALL 1 」 は、教会の残響を再現します、クラシック音楽の場合は、残響が深めにかかる場合が多いので、つまみを右に回して、アンビエンスを深めにかけます。さらに深い残響音が欲しい場合は、 「 HALL 2 」 を選ぶと良いでしょう。
- 演奏します。
マイクに入力する声で抑揚を付けるように心がけると良いでしょう。
ご参考: さらに厚いサウンドを得る方法
「 CLASSIC 」 と 「 MIXED CHORUS 」 の組み合わせと同じくらいお勧めなのが、
「 MALE & FEMALE 」 と 「 STRINGS 1 」 の組み合わせです。
(この場合は、「8va」 スイッチをオンにして、「 MALE & FEMALE 」 を 1 オクターブ上げるのがコツです)。