UA-1D を Windows パソコンに接続した場合、お使いのパソコンの仕様や環境によっては、USB オーディオデバイスを経由して再生した時に音が途切れて、プツプツとノイズが入ってしまうことがあります。
このような現象が発生した場合には、以下の点を確認してみてください。
- グラフィック・アクセラレータの影響で、オーディオの再生中にノイズが入ることがあります。
次の方法で、グラフィックのアクセラレータを 「なし」 に設定してください。
- Windows のコントロールパネルの中の画面をダブル・クリックして、画面のプロパティ・ダイアログを開き、設定タブをクリックします。
- 詳細をクリックして開いたプロパティの中の、パフォーマンス・タブをクリックします。
- グラフィックスのところにある、ハードウェア・アクセラレータのスライダーを 「なし」 にして [OK] をクリックします。
- 画面のプロパティ・ダイアログで、[OK] をクリックしてダイアログを閉じます。
- コンピューターを再起動してください。
- 無線 LAN が動作していると、音が途切れることがあります。
- デバイスマネージャーで無線 LAN を無効にしてみてください。
それによって音切れが解消された場合には、ドライバや BIOS のアップデートによって音切れが解消される可能性があります。
- 多くのソフトが起動されていませんか?
演奏中に同時に多くのソフトを使用したり、他のソフトを起動した場合など、お使いのコンピューターの環境によっては演奏が途切れる場合があります。ウィルス除去ソフトのようなユーティリティソフトも含めて、不要なソフトを完全に終了させてから、もう一度お試しください。
- 常駐プログラムを停止してみてください。
- [スタート] ボタン → [ファイル名を指定して実行] で、名前欄に「msconfig」 と入力します。
- [スタートアップ] タブのスタートアップ項目に、常駐プログラムが表示されます。
- チェックがはいっているプログラムが常駐しているものですので、一旦すべてチェックをはずします。
(どの項目にチェックが入っていたのかは、控えておいてください)
- パソコンを再起動します。
- ディスクドライブの設定が DMA に設定されているかを、次のような手順で確認してみてください。
※ コンピューターによっては、次の設定項目がない場合もあります。
- Windows のコントロールパネルのシステムをダブル・クリックします。
- デバイスマネージャ・タブをクリックします。
- ディスク・ドライブをダブル・クリックして、デバイスの一覧を表示します。
- 一覧の中から、GENERIC IDE DISK TYPE?? を選び、プロパティをクリックして GENERIC IDE DISK TYPE?? のプロパティ・ダイアログを表示させます。
※ GENERIC IDE DISK TYPE?? の?? には、お使いの環境によって異なる数字が入ります。
- 設定タブをクリックし、オプションの DMA のチェック・ボックスにチェックを入れ、[OK]をクリックしてダイアログを閉じます。
※お使いの環境によっては、DMAの設定に関するダイアログが出ることがあります。内容を確認した上で、[OK] または [キャンセル] をクリックしてください。
- システムのプロパティ・ダイアログで [OK] をクリックして、ダイアログを閉じます。
- コンピューターを再起動して、以上の設定を有効にします。
- お使いのコンピューターが USB 規格を満たしていますか?
(自作コンピューターなど) 電気的に USB 規格を満たしていないコンピューターをご使用の場合は、オーディオが途切れることがあります。その場合は電源を内蔵した USB ハブを経由して接続することによって問題が解決することがあります。
- パワー・マネージメントの設定を確認します。
ご注意 :
- パワー・マネージメントをダブル・クリックして表示される電源のプロパティの内容は、
コンピューターの環境によって異なります。
- コンピューターによっては、このような設定項目がない場合もあります。
- 具体的な項目は、お使いのコンピューターの取扱説明書をご覧になって確認してください。
例 :
- Windows のスタート・ボタンをクリックし、[設定] - [コントロールパネル] を選択して、コントロールパネルを開きます。
- コントロールパネルの中にあるシステムをダブルクリックして、「システムのプロパティ」 ダイアログを開きます。
- デバイス・マネージャ・タブをクリックします。
- システム・デバイスをダブル・クリックして、デバイスの一覧を表示させます。
- 一覧の中から、アドバンスト・パワーマネジメント・サポートを選び、プロパティをクリックし、アドバンスト・パワーマネジメント・サポートのプロパティ・ダイアログを表示させます。
- 設定タブをクリックし、トラブル・シューティングの電源状態のポーリングをしないのチェック・ボックスにチェックを入れて[OK]をクリックします。
- システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックします。
- Windows を再起動します。
- Windows XP では、バックグラウンドの処理を有効にする設定をします。
- Windows のスタート・ボタンをクリックし、表示されたメニューからコントロールパネルを選びます。コントロールパネルが開きます。
- 「作業する分野を選びます」 からパフォーマンスとメンテナンスをクリックします。
- 「コントロールパネルを選んで実行します」 から、システム・アイコンをクリックします。システムのプロパティ・ダイアログが開きます。
- 詳細設定タブをクリックします。
- パフォーマンス枠の右側にある[設定]をクリックします。パフォーマンスオプション・ダイアログが開きます。
- 詳細設定タブをクリックします。
- プロセッサのスケジュール枠の 「バックグラウンド・サービス」 にチェック・マークをつけ、[OK]をクリックします。
- システムのプロパティ・ダイアログで[OK]をクリックします。システムのプ
ロパティ・ダイアログが閉じます。