■ オリジナル・テンポ、パッチ・テンポ
RC-50 で演奏するとき、フレーズの再生速度は、3つのフレーズにそれぞれ記録されているオリジナル・テンポと、パッチに記録されているパッチ・テンポの 2種類のテンポによって決まります。
■ テンポ・シンク
各フレーズが異なるテンポで録音されていても、パッチ・テンポと同じテンポになるように、フレーズの再生速度を変えることができます。
RC-50 の演奏はパッチ・テンポで行われますが、各フレーズごとに、パッチ・テンポで再生するか、オリジナル・テンポで再生するかを選ぶことができます。これを「テンポ・シンク」と呼びます。
テンポ・シンクがオンの場合は、フレーズの再生速度を速くしたり遅くしたりして、パッチ・テンポと同じテンポになるよう調整します。テンポ・シンクがオフの場合は、フレーズの再生速度は変化しません。
たとえば、上記の例の場合、各フレーズは以下のテンポで再生されます。
このように、テンポ・シンクをオンにすれば、各フレーズの録音時のテンポ(オリジナル・テンポ)が異なっていても、再生時に同じテンポになるように演奏することができます。
■ パッチ・テンポをエクスプレッション・ペダルでコントロール
RC-50 に BOSS EV-5 などのエクスプレッション・ペダルを接続して、エクスプレッション・ペダルの踏み込み加減で、演奏中でもリアルタイムにパッチ・テンポをコントロールすることができます。このときの最大/最小テンポはお好みの値を設定可能です。