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  • No : 78293
  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 JV-1000 】 JV-1000にボイス・エクスパンションボード(VE-GS1)を装着し、本体音源と合わせて24パートの演奏データを作る方法を教えてください。

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回答

JV-1000本体は8パート、VE-GS1は16パートを持っていますので、VE-GS1装着時には合計24パートの演奏能力があります。しかし、両者を演奏させるMIDI信号のチャンネルは1~16ですので、信号のルートが1系統の場合は、16種類のデータの区別しかできません。JV-1000シーケンサーでは、各トラックのデータの出力先を区別し、16以上のパートの区別を行うことができます。

  • JV-1000シーケンサー/FUNC-11[Output Assign]

    シーケンサーセクションからのMIDI出力先を2つ持っており、各トラックのデータをどちらのMIDIアウトに出力するかを指定できます。つまり、「トラック1のデータはMIDIアウト1へ、トラック2のデータはトラック2へのみ出力する」といった具合です。(取扱説明書シーケンサー編P.74参照)

    ※初期設定では全トラックのデータが、両方に出力されます。

  • JV-1000/V-EXP MIDI IN スイッチの設定(取扱説明書シンセ編P.116参照)

      VE-GS1を装着するソケットのわきには、小さなスイッチがあります。このスイッチにより、エクスパンションボードが、シーケンサーセクションのどちらのMIDIからデータを受信するかを設定します。初期設定は「2」で、MIDIアウト2からデータを受信します。JV-1000本体の音源は、MIDIアウト1からデータを受信しますので、この設定のまま装着すれば、シーケンサーから本体音源とボードへのMIDIデータのルートが区別できます。

      上記の機能により、JV-1000本体の音源とエクスパンションボードそれぞれに対し、全てのMIDIチャンネルが使用でき、最大24パートの演奏が可能になります。

      同じMIDIチャンネル1のデータでも、トラック1のデータは本体音源を演奏し、トラック2のデータはエクスパンションボードを演奏することができます。ひとつのトラックには16チャンネル分のデータが混在できますので、8つのトラックを半分ずつ振り分ければ、エディット作業も十分できるでしょう。

      ※FUCN-11の設定は起動時に初期化されますが、ソングデータとして保存されますので、データ作成開始用ソングを作っておいて下さい。

    【ご注意】文中の取扱説明書参照ページは、改訂により変更されている場合があります。