JV-1000で、ボイス・エクスパンションボード音源部をエディットする場合、増設しているエクスパンションの種類によってエディットする方法が異なります。
V-EXP MODEにする事により、PANEL上の操作でパラメーターをエディットする事が可能です。
VE-GS1では音色パラメーターのエディットはそれぞれのパートに対して設定します。このため、エディットを行った後に、そのパートに割り当てているパッチを変更した場合、新しく割り当てたパッチにも、パラメーターの設定が反映されてしまいます。通常は、特定のパッチのみを、使用するパートでパラメーター値を変更して下さい。
V-EXP MODEでは、エクスパンションボード音源部のパラメーターをエディットする事はできません。これは、JV-1000のV-EXP MODEにはGS音源のパラメーターしか存在しないためです。
VE-JV1の音色パラメーターはJV-1000本体音源と同等の構成になっていますので、エディットを行う場合には、本体音源部のテンポラリーエリア(一時的なメモリーエリア)にて操作を行います。必要なパラメーターのエディットが終了したらWRITEボタンを押し、[Bulk]→[Temporary]→[All]を選択し、VE-JV1にエディットした内容を転送します。
JV-1000やボイス・エクスパンションボードには変更したパラメーターの設定を記憶するエリアはありません。
設定の保存は、シーケンサー部にてDATAをリアルタイムレコーディングし、「SONG FILE」として保存します。VE-GS1では、V-EXP MODEから[EDIT]→[COMMON]→[Tx V-EXP SETUP]を実行し、その転送DATAを、VE-JV1ではエディットした内容を上記の[BULK]→[Temporary]→[All]にて転送DATAをレコーディングします。