Fantom-Xa では、DIMM を増設することで、長い時間のサンプリング等は可能となりますが、
DIMM の性質上、サンプルを DIMM メモリー上に保存することはできません。
Fantom-Xa は、電源を切ると内容が消える SDRAM、 DIMM、そして、電源を切っても内容が消えない
内蔵フラッシュROM と PCカード の 2 種類のメモリーを使うことができます。
このうち、SDRAM と DIMM は、サンプルの録音や再生など、一時的な記憶領域として使用します。
そのため、DIMM だけを増設しても、サンプリングできる時間は長くなりますが、それを記憶することができません。
SDRAM と DIMM は、電源を切るとその内容が消えてしまいますので、
サンプルを記憶するには、内蔵フラッシュROM や PCカードを使います。
内蔵フラッシュROM は 16MB の容量があり、1 つのサンプルでも複数のサンプルでも、
全体でこの容量を超える保存はできません。それ以上に長いサンプルを保存したい場合や、
すでに内蔵フラッシュROM がパッチやソングのデータで一杯の時には、PCカードをお使いください。
また、パソコンや Fantom-Xa のユーティリティー・メニューを使って管理できるのは、
フラッシュROM と PCカードです。