多くの場合、CONTROL CHANGE を受信しておこった変化は WRITE の対象にはなりません。
音色を選ぶと、テンポラリーエリアという一時的な場所に読み出されます。ここが書き換えられると、パッチネームやパフォーマンスネームの横に 「*」 がつき、この書き換えは WRITE で保存されます。
CONTROL CHANGE を送ったとき、このエリアを書き換える場合と書き換えない場合があります。例えば、HOLD 1 は書き換えませんが、PORTAMENTO ON / OFF や MONO / POLY は書き換えます。
その CONTROL CHANGE による変化が WRITE で保存されるか否かはインプリには明記されていませんが、*がつくかつかないかで判別することができます。
解説 :
例えば、HOLD 1(CONTROL CHANGE 64)を受信した状態でWRITEしても、
その状態は保存されるわけではありません。
WRITE によって保存されるのは 「EDIT」 された内容であり、「EDIT」 された場合は、「*」 がつきます。
「多くの場合」、CONTROL CHANGE は「EDIT」を引き起こさないのですが、
一部の CONTROL CHANGE は、EDIT を行ないます。
例えば、PORTAMENT ON /OFF や、POLY/MONO です。
残念ながら、MIDI インプリ内などで、どの CONTROL CHANGE が EDIT を引き起こし
(すなわち、それによって発生した変化は WRITE で保存され)、
どの CONTOROL CHANGE は EDIT を引き起こさないのかを、
明示することは困難です。申し訳ありません。