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  • No : 84821
  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 XP-50 】 TVFのカットオフやレゾナンスをリアルタイムに変化させ、その動きをシーケンサーにレコーディングする方法を教えてください。

カテゴリー : 

回答

C1スライダーの操作で、MIDIコントロール・チェンジ(以下:CC#)を出力できるように設定

し、音色(Patch)側ではそれによってTVFカットオフやレゾナンスが変化するように設定しま

す。C1スライダーの動きは、MIDI CC#としてシーケンサーにレコーディング可能です。

【C1スライダーとSYS-CTRLの設定】

1.[SYSTEM]ボタン→TRACK/PARTボタンの[3/11]を押して、[CONTROL]パラメータの画

面を出します。

2.▲▼ボタンで[C1 ASSIGN]を選び、Assign=CC16:GENERAL-1/Output=BOTHに設定しま

す。

3.さらに▲▼ボタンで[SYS-CTRL ASSIGN]を選び、Control2=CC16:GENERAL-1に設定しま

す。

【PATCH-CONTROLの設定】

1.[PERFORM]ボタンでPERFORM-PLAY画面にし、C1スライダーでコントロールしたいPATCHが

割り当てられたパートを選んだ後、[PERFORM]ボタンを押しながら[PATCH]ボタンを押し、

PART-PLAY画面に入ります。

2.[EDIT]ボタン→[3/11]ボタンを順に押し、▲▼ボタンで[CONTROLSOURCE]画面を選

び、Control 2=SYS-CTRL 2に設定します。

3.さらに▲▼ボタンで[CONTROL 2]画面を表示させ、画面の下段左端をCUT(TVFカットオ

フ)かRES(TVFレゾナンス)、その右を:+63に設定します。

  • [CONTROL 2]画面下段は4つに区切られ、同時に4種類のパラメータをコントロールできま

    す。必要ない場合はOFFにします。

  • 上記PATCHの設定は、各TONE毎に設定します。必要に応じて他のTONEも同じ様に設定して下さ

    い。

    →使用されているTONEの確認

    PART-PLAYモードもしくはPATCH-MODE時、TONEーSWITCHのLEDが点灯しているTONEが、そのパッ

    チで使用されています。[EDIT]ボタンLEDが点灯している(エディット・モード)の状態で

    は、同じボタンが違う働きをしますのでご注意下さい。

    →エディットするTONEの選択

    PART-PLAYモードもしくはPATCH-MODE時、TONE-SELECTボタンで選択できます。パッチ・エ

    ディット中の場合は、[EDIT]ボタンを押してLEDを消灯し、TONEを選択してから再度[EDIT]

    ボタンを押して下さい。

  • CUT:+63の数値は-63~+63の範囲で設定でき、数値が大きくなるほど変化が激しくなります。

変化のしかたは、TONEのパラメータのTVFカットオフやレゾナンスの設定によっても変ります。

【PATCH-TVFの設定】

PATCHーCONTROLの設定に続いて、TRACK/PARTの[7/15]ボタンでTVFを選び、▲▼ボタンで

FILTERを選び、CUTやRESの数値を変更します。この時既に、C1スライダーで変化させることが

できますので、音を聞きながら好みの状態に設定して下さい。

→ここまでの操作が完了したら、DISK/UTILITYの[1:WRITE]で、PATCH-WRITEを実行し、作成

したPATCHを保存しておいて下さい。

【シーケンサーへのレコーディング】

通常のリアルタイム・レコーディングと同じ方法で、C1スライダーを使用しながら演奏する

と、C1スライダーによるコントロール情報も、MIDI CC#16でレコーディングされます。

※C1スライダーを常時動かし、コントロール情報をリアルタイムレコーディングすると、演奏

データに加えて、大量のCC#16データがレコーディングされます。従ってアフタータッチ等、そ

のパートに必要のないデータが併せてレコーディングされないようにし、極力データ量を少なく

するようにして下さい。

→アフタータッチをレコーディングしない様に設定する

[SEQUENSER]ボタン→[SYSTEM]ボタンを押し、両方のLEDを点灯させ、TRACK/PARTボタン

[5/13]を押します。さらに▲▼ボタンで[SEQ RECSWITCH]を表示させます。この画面の

Caft(チャンネルアフタータッチ)とPaft(ポリフォニックアフタータッチ)をOFFにします。

C.Cは必ずONにしておいて下さい。

REC MODE=MIX(ミックスレコーディング)を利用すれば、先に演奏のみをレコーディングし、

それを聞きながらC1スライダーを操作し、その内容を重ねてレコーディングすることができま

す。この時PARTを変更せず、TRACKのみ変更すれば、コントロール情報のみを別のTRACKにレ

コーディングでき、いくつかのTRACKにレコーディングして気に入ったものを、[TRACK EDIT

09:MERGE]で演奏データの入ったトラックに重ねることが可能です。

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