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  • No : 84152
  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 VP-550 】 VP-550 の 「 ストリングス 」 の音色は、通常のシンセサイザーの 「 ストリングス 」 の音色に比べて、どのような特長がありますか?

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回答

VP-550 のストリングスは、VP-550 のために新たに開発されたものです。
その特長は、アコースティックの弦楽器を演奏した際に、小さな一音を、弓で徐々に大きく弾いたり
(クレッシェンド)、徐々に弱く弾いたり (デクレッシェンド)、レガートでフレーズを弾いたりするたびに、
音量の変化と同時に刻々と音色が変わるという、弦楽器ならではの演奏表現を実現した点です。

以下のように、VP-550 のストリングス ( STRINGS 1) 音色は、プレイヤーが特別な操作を行なわなくても、
以下に説明するダイナミクス・コントロールやインテリジェント・レガートのように、
弦楽器特有の演奏表現が自然に盛り込まれる ようにできています。
このため、VP-550 のストリングス音色による演奏表現力は、従来のシンセサイザーとは
比較にならないほど豊かです。

ダイナミクス・コントロール

通常、シンセサイザーのストリングスは、押鍵の強さに応じて 「弓で弱く弾いたときの音色」 や、
「弓で強く弾いたときの音色」 を切り替えて鳴らします。
しかし、エクスプレッション・ペダルを踏んでも、音量が変化するだけで音色は変化しません。
このため、小さい音から連続的に大きな音になったときに違和感がありました。

これに対して、VP-550 に搭載されたストリングス ( STRINGS 1) は、「押鍵のときの音色を基準」 に、
エクスプレッション・ペダル (またはボイス・エクスプレッション) のコントロールで、
音量が変わるに伴って、「弓で弱く弾いた音色」 から「弓で強く弾いた音色」 まで、
音色が連続的に変化します。
これにより、弦楽器らしい、自然なクレッシェンドとデクレッシェンドを表現します。

さらに、エクスプレッション・ペダルを使用したときの音色変化は、足の動きにしたがって
ナチュラルなカーブを描いて推移します。
このため、抑揚をつけた演奏の 「リアリティー」 が、従来のシンセサイザーのストリングスに比べて
格段に向上しました。

インテリジェント・レガート

押鍵のときに、レガート演奏をすると(前の鍵盤を押さえたまま、次の音の鍵盤を押さえると)、
音のつながりが滑らかになるように、「 レガート専用の音色 」 に切り替わります。
また、抑揚の付き具合は、演奏のスピードに応じて自動的に自然に変化します。
さらに、バイオリンの音域では、音階が上がるときに、前のピッチから新しいピッチまで
なめらかに音をつなぐ ポルタメント効果 が、演奏内容に応じて自動的にかかります。


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