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  • No : 84151
  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 VP-550 】 VP-550 は、昔のボコーダー VP-330 と同じ音を出すことができますか?

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回答

VP-550 のボーカル・デザイナーの音色のひとつに、VP-330 風のボコーダー・サウンドを再現する「 VOCODER 2 」 があります。しかし、この音色を選ぶと、VP-330 とまったく同じ音が出るということではありません。

ご参考:
VP-550 は、VP-330 の復刻版ではなく、進化した VP-330 のボコーダー・サウンドを提供します。

VP-330 と VP-550 は、どちらも、「人間の声を使って変調するボコーダー」 であることは共通しています。しかし、両者は、音源方式はまったく別のものです。

VP-330

VP-330 は、音源を含め、大半がアナログ仕様です。VP-330 が発売された1979 年当時の電子ピアノやシンセサイザーなどの電子楽器は、まだアナログ全盛の時代でした。VP-330 は、キャリアはアナログ発振器による鋸歯状波であり、それをフォルマントによって変調をかけた、当時の SF 映画に登場するロボットの音声のような人工的なものでした。この、人間の声を使って変調をかけるという VP-330 の斬新なサウンドは、当時の音楽シーンにおいて、多くの人々の耳に魅力的に映りました。

VP-550

VP-550 は、最新のデジタル・テクノロジーを駆使した、フル・デジタル仕様です。キャリアに PCM 波形を用い、フォルマントによる変調をかけながら、歌詞が明瞭に聞き取れるポリフォニー・コーラスも演奏可能です。これは、アナログ機器全盛期に開発された VP-330 では到底成し得なかったものです。

最新の電子楽器は、デジタル音源が主流となっています。それらが主役となっている現代最先端の音楽シーンにおいて、VP-550 のサウンドは遜色なく響くサウンド・クォリティーを持っています。

VP-550 に搭載した「 VOCODER 2 」 の音色は、前述のような VP-330 の特長を継承しています。ただし、発音される声の明瞭度は格段に向上しています。和音での演奏も、VP-330 風のボコーダー・サウンドでありながらも、ハーモニーがより心地よく他の楽器音と溶け合います。

このように、VP-550 のボコーダー・サウンドは、フル・デジタル音源仕様をはじめとした数々のテクノロジーの進化の結果初めて得ることのできるものであり、時代にマッチした、より実用的で魅力的な音色に仕上げられています。 もし、VP-550 のボコーダー・サウンドに対し、 VP-330 に比べて音色差を感じるとすれば、それは、VP-550 が、現代の電子楽器の音に求められている、より豊かな響きをもつ 「進化したボコーダー」 に仕上げられた結果だといえるでしょう。

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