最近のサンプラーには大きく2種類の使い方があります。ひとつは単音を並べてドラムマシンのようにパターンを作る方法。もうひとつは、フレーズをサンプリングしてループさせることにより曲を作る方法です。
前者の場合は、たしかに発音数が多いほどパターン作成には有利になります。しかし、SP-808EXは豊富なメモリ容量を持つため、後者のような音作りを前提としています。この場合、フレーズの中に複数の音が入るため、実質的には無限の音を鳴らすことが可能になります。
また、多彩なエフェクターによって、同じフレーズも全く異なるフレーズに加工することが可能です。