FILTER 部では、音の明るさや太さを決めます。
SH-201 には、以下のような 3 つのフィルターがあります。
- LPF (ロー・パス・フィルター)
カットオフ周波数より高い周波数成分をカットして、音を丸くします。
最も一般的に使われるフィルターです。
- HPF(ハイ・パス・フィルター)
カットオフ周波数より低い周波数成分をカットして、高域を強調します。
高域に特徴のある打楽器系の音を作るときなどに使います。
- BPF(バンド・パス・フィルター)
カットオフ周波数付近の周波数成分だけを通し、他の周波数成分をカットします。
クセのある音などを作るのに適しています。
OSC の波形に「NOISE」を選んでいるときに選ぶと、ノイズ波の特定の周波数成分だけが
聴こえるようになるため、ノイズに音の高さを付けて演奏することができます。
[TYPE] ボタンを押すたびに、、LPF → HPF → BPF → BYPASS → LPF → ... の順で切り替わります。
※ BYPASS(バイパス) が選択されると、オシレーターの音がフィルターを通らずに、そのまま出力されます。