AMP ENV (アンプ・エンベロープ)部では、音量の時間的な変化を作ります。例えば、ピアノ音では、鍵盤を弾くと同時に音が鳴り始め、その後だんだんと音が小さくなります。
一方、オルガン音などでは、鍵盤を弾いてから離すまでの間、一定の音量で鳴り続けます。
アンプ・エンベロープ部では、このような、音量の時間的な変化の特徴を設定します。
- A(アタック・タイム)つまみ
キー(鍵)を押さえてから、音量が最大になるまでの時間を決めます。
上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなります。
- D(ディケイ・タイム)つまみ
音量が最大になってから、サスティン・レベルに下がるまでの時間を決めます。
上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなります。
- S(サスティン・レベル)つまみ
アタック・タイムとディケイ・タイムが過ぎてから、キーを離すまでの間の音量を決めます。
上へ動かすほど、音量が大きくなります。
- R(リリース・タイム)つまみ
キーを離してから、音量が最小になるまでの時間を決めます。
上へ動かすほど時間が長く、下へ動かすほど短くなります。