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  • No : 81113
  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 SH-201 】 SH-201 はシンセ入門者用の製品とのことですが、同じくシンセ入門者用とされている JUNO-D とどう違うのですか?

カテゴリー : 

回答

SH-201、JUNO-D 共に、小型軽量で、Dビーム・コントローラーを備えた、比較的お求め安い価格の
入門者向けシンセサイザーです。
しかし、SH-201、JUNO-D には、それぞれ違うコンセプトを持っています。
ローランドは、いたずらに多くの機能を一つの機種に盛り込むのではなく、シンセサイザーに求められる
様々な多彩な用途を、SH-201 と JUNO-D の 2つのモデルに分けてまとめました。

SH-201 と JUNO-D の違いは、以下のとおりです。

基本機能の違い

  • JUNO-D
    アコースティック楽器を含む、様々な高品位の音色を演奏できる、汎用キーボードとして使うのに適した製品です。
    アコースティック・ピアノやオルガン、ストリングス、ギターなどの、一般的なアコースティック楽器のサウンドを
    リアルに再現する PCM方式の音源を搭載しています。
    ロック、ポップス、ジャズ、クラシックなどの様々なジャンルごとに、良く使われる 640種もの
    音色を内蔵し、演奏しながらでも、ボタンひとつで簡単に呼び出すことができます。
    最大 64音を同時に鳴らせる音源で、ダンパー・ペダルを使ったピアノ系の演奏にも余裕で対応します。
  • SH-201
    アコースティック楽器の音を出すのではなく、シンセサイザーそのものの音に特化したシンセサイザーです。
    シンセサイザーならではの 「 音作りの楽しさ 」 を、初心者でも簡単な操作で十分に味わえることを目指しています。
    音源部は、JUNO-D のようなリアルなアコースティック楽器の音を出す PCM音源ではなく、
    シンセサイザーならではの劇的な音の変化を生み出す 「 アナログ・モデリング音源 」 です。
    つまみの操作により、シンセサイザーを始めて触る方でも、あたかも

    「 この世にない、自分だけの音 」

    を出しているような、わくわくする感覚を得ることができるでしょう。

    また、外部オーディオ機器の音を取り込む入力端子を備え、聴き慣れた CD や サンプラーの音を、
    シンセサイザー独特の変化をつけて、リアルタイムで劇的に 「 演奏 」 する、クラブ系の用途にも対応しています。
    キーボーディストだけでなく、新しい音の演出を求める DJ系アーティストのパフォーマンスにも最適です。

パソコンと組み合わせる場合の違い

  • JUNO-D
    多彩な音色を内蔵するマルチ・パート音源として使用できます。よって、MIDIシーケンサーと組みあわせて、
    JUNO-D で、オーケストラやバンド・パフォーマンスのような、マルチ・パート演奏ができます。
    すなわち、リズムを含む 16パートの異なる音色を、JUNO-D 1台だけで出すことができます。

  • SH-201
    シンセサイザーの音作りに特化した機能を持つ SH-201 を、パソコンを使って細部にわたってコントロール
    できるようになっています。

    本体に USB端子を備えており、一本の USBケーブルを使ってパソコンと接続するだけで、
    MIDI 情報やオーディオ信号を同時にやりとりできます。
    また、付属のエディターは JUNO-D のものより強化されており、シンセサイザー上級者の高度な要求にも対応。
    アルペジエーターのフル・エディットを行なったり、市販の VSTi 対応の DAW
    (デジタル・オーディオ・ワークステーション) ソフトに、エディター自体をプラグインして使うこともできます。

    (なお、SH-201は、シーケンサーなどによるマルチ・パート演奏には対応していません。)

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