RC-100は、元来S-330/550用のコントローラとして作成されたものなので、S-760と組み合わせて操作する場合、RC-100のボタン表記とS-760のボタン表記が一致しません。S-760Ver2追加機能マニュアル3-7に記載のある対応表と照らし合わせるのですが、S-330/550をお使いになったことがないと、わかりにくい部分があるでしょう。
下記に、操作子ごとの役割を紹介いたします。
●PLAYボタン「JUMP」(本体の SHIFT + → に相当)
JUMPメニューを開きます。表示させたい項目を↑↓ボタンで選択し、INS(本体のS1/DECに相当)ボタンで表示を切替えます。
●EDITボタン「F1」(本体のF1と同じ)
画面下に並んでいる機能のうち、最も左側のコマンドが実行されます。また、コマンドが割り当てられていない場合、ボタンのランプは点灯しません。
●DISKボタン「F2」(本体のF2と同じ)
画面下に並んでいる機能のうち、左から2番目のコマンドが実行されます。また、コマンドが割り当てられていない場合、ボタンのランプは点灯しません。
●MIDIボタン「F3」(本体のF3と同じ)
画面下に並んでいる機能のうち、左から3番目のコマンドが実行されます。また、コマンドが割り当てられていない場合、ボタンのランプは点灯しません。
●FUNCボタン「F4」(本体のSHIFT + F1に相当)
画面下に並んでいる機能のうち、右から2番目のコマンドが実行されます。また、コマンドが割り当てられていない場合、ボタンのランプは点灯しません。
●UTILTYボタン「F5」(本体のSHIFT + F2に相当)
画面下に並んでいる機能のうち、最も右側のコマンドが実行されます。また、コマンドが割り当てられていない場合、ボタンのランプは点灯しません。
●F1ボタン「F6」(本体のSHIFT + F3に相当)
RC-100と外部モニターとを組み合わせている場合は特に使用しません。
●F2ボタン「MARK」(本体のSHIFT + ↓に相当)
MARKメニューを開きます。表示させたい項目を↑↓ボタンで選択し、INS(本体のS1/DECに相当)ボタンで表示を切替えます。
●F3ボタン「HOME」(本体のSHIFT + ←に相当)
カーソル位置をデフォルト位置に移動します。
●MENUボタン「MODE」(本体のMODEと同じ)
MODEメニューを開きます。表示させたい項目を↑↓ボタンで選択し、INS(本体のS1/DECに相当)ボタンで表示を切替えます。
●COMMANDボタン「COMMAND」(本体のCOMMANDと同じ)
COMMANDメニューを開きます。表示させたい項目を↑↓ボタンで選択し、INS(本体のS1/DECに相当)ボタンで表示を切替えます。
●SUB MENUボタン「MENU」(本体のSUB MENUと同じ)
現在選択されているモードに応じたメニューを開きます。PerformanceならPerformance
Mode、PatchならPatch Modeという具合です。表示させたい項目を↑↓ボタンで選択し、INS(本体のS1/DECに相当)ボタンで表示を切替えます。
●EXECUTEボタン「EXIT」(本体のEXITと同じ)
開いているメニュー画面を閉じます。
●INSボタン「S1」(本体のS1/DECボタンと同じ)
選択したパラメータの値をひとつずつ減らします。また、メニューの選択、実行の際にも使用します。
●DELボタン「S2」(本体のS2/INCボタンと同じ)
選択したパラメータの値をひとつずつ減らします。また、マウスの右クリックに相当する場合があります。例えば、パッチネームやパーシャルネームを変更する場合がそうです。
●START/STOPボタン(赤)「PREVIEW」(本体の録音レベル/ボリュームつまみを押す操作に相当)
現在選択されているサンプルを再生します。
●テン・キー
ASCII Keyboard画面を開いているときに、テン・キー、キーボードとして動作します。
●DEC/NO・INC/YESボタン
DEC/NOボタンは「DEC」(パラメータの値をひとつずつ減らす)としてのみ、INC/YESボタンは「INC」(パラメータの値をひとつずつ増やす)としてのみ動作します。
●RECボタン(赤)
使用しません。