以下の方法をご参照ください。
GS音源の MIDI THRU端子と P-55 の MIDI IN端子を接続した場合、同じ MIDIチャンネルを受けても GS音源は発音せず、P-55 で発音するように設定すれば、ソングデータ中のピアノパートのみを P-55 に任せて GS音源の発音数を稼ぎ、なおかつ P-55 のクオリティーの高いピアノサウンドとアンサンブルすることができます。
P-55 の[Mode 6]では、P-55音源部を GS音源のバリエーションの一部分として使うような事ができるようになっています。このことにより、GS音源部では存在しないバリエーション番号によって“No Instrument" となり、そのパートは NOTE
ON/OFF によって発音しないようになり、P-55 の音が鳴るようになります。
例:GS音源用のソングデータの 1パート(1CH)にはピアノパートが入っているとして、GS音源ではなく P-55 を発音させる方法
[操作手順]
※GS音源側の設定は特に必要はありません。各手順の詳細は、取扱説明書をご覧ください。
- P-55 を工場出荷時に初期化します。
- P-55 の PART-1 の MIDI CH を 1CHに設定します。
- P-55 の PART-2,3を MUTE します。
- P-55 の MIDI MODE を "4" に設定します。
- ソングデータ内のピアノパートの音色選択を変更します。
P-55 の音色は、GS音源で言うバリエーションナンバー81 に位置します。音色の指定は以下の通りです。
- シーケンスソフトの 1パート(1CH)で、バリエーションナンバー(CC00)を指定します。
CC0= "81"
- CC32= "0" を入力します。
- P-55 の音色の中から選んだプログラムナンバー(PC)を入力します。