MC-909は、電源を切ると内容が消える SDRAM(DIMM)、そして、電源を切っても内容が消えない内蔵フラッシュROM とスマートメディアの、2種類のメモリを使うことができます。。
工場出荷時は、16MB の SDRAMと、16MB のフラッシュROMを持っています。SDRAM は、DIMM を拡張することにより最大 272MB(DIMM:256MB+Internal 16MB)まで拡張できます。内蔵フラッシュROMは、16MB まで記憶することができますが、スマートメディアを使うと内蔵フラッシュROM とは別に最大 128MB まで記憶することができます。
MC-909 では、サンプリングをしたり、サンプルを使ったパッチを鳴らす場合は、サンプルを SDRAM(DIMM) に読み込みます。しかし、SDRAM(DIMM) は、電源を切るとその内容が消えてしまいますので、サンプルを記憶するには、内蔵フラッシュROM やスマートメディアに WRITE操作を行って保存してください。そうすれば、次に電源を入れたときにも、必要に応じて内蔵フラッシュROM やスマートメディアから SDRAM(DIMM) にデータをコピーして使うことができます。
また、パソコンや MC-909 のユーティリティー・メニューを使って管理できるのは、フラッシュROM とスマートメディアです。SDRAM(DIMM) は管理できません。
なお、パッチやパターン等も WRITE操作による保存を実行しなければ、電源を切るとその内容が消えてしまいますので、御注意ください。