MC-808 では、8 本のムービング・フェーダーを使って、以下のようなことが可能です。
また、MC-808 のムービング・フェーダーは、常にパターンの最新の情報に従って自動的に動くため、
現在のパラメーター設定を一目で確認でき、とても便利です。
- 各パートの音量、定位などをリアルタイムに変えることができます。
MC-808 の 8 本のフェーダー・ノブひとつひとつに指を乗せ、演奏しながら 8 本の指を使って
各フェーダーを同時にコントロールできるため、DJ パフォーマンスなどのライブ・シーンで
抜群の操作性を発揮します。
パートごとに音量を調節する (パート・レベル)
- [PART LEVEL]を押して点灯させます。
フェーダーが、新しく選ばれたパラメーターの現在値に、自動的に移動します。
[PART ASSIGN]を押して、フェーダーで設定するパートを選びます。
ランプ消灯時:パート1 - 8
ランプ点灯時:パート9 - 16
- ムービング・フェーダーを動かして、各パートの音量を変えます。
フェーダーを上げると、音量が上がります。下げると、音量が下がります。
パートごとに音の定位を調節する (パート・パン)
各OUTPUT ジャック (MIX L/R、DIRECT L/R) からステレオ出力したときの、音像の定位を決めます。
たとえば、ドラムとベースは中央に、ピアノは右に、パッドは左にといった定位を実現させることができます。
- [PART PAN]を押して点灯させます。
フェーダーが、新しく選ばれたパラメーターの現在値に、自動的に移動します。
- [PART ASSIGN]を押して、フェーダーで設定するパートを選びます。
ランプ消灯時:パート1 - 8
ランプ点灯時:パート9 - 16
- ムービング・フェーダーを動かして、各パートのパンを変えます。
フェーダーを上げると、定位が右によります。下げると、定位が左によります。
- 音色 (パッチ、トーン) やリズム・セットなどを、短時間で効率よくエディットすることができます。
ムービング・フェーダーによって、現在の設定が一目でわかり、かつ設定の変移にリアルタイムに
追従するため、シンプルな操作で誤解のない音色のエディットが行えるようになっています。
パッチのエディットのために、フェーダーには厳選されたパラメーターがアサインされており、
効率よく体感的にオリジナルの音色を作ることができます。
- エディットしたいパッチ、またはリズム・セットを選びます。 (パターン・モードにて)
- [SYNTHESIZER1]または[SYNTHESIZER2]を押します。
パッチの設定に従って、フェーダーが自動的に動きます。
- フェーダーを動かして、パッチ、またはリズム・セットをエディットします。
- リアルタイム・レコーディング時、フェーダーの動きをパターンに録音することができます。