MIDI音源機器にはセッティングや音色をMIDIとして出力させるバルクダンプという機能があります。このバルクダンプ機能にて出力されたバルクデータをMC-50MK2等のシーケンサーでレコーディングすることにより、音色やセッティングデータをDISKで管理することが可能になります。
この機能により、MIDI音源機器では本体メモリーの容量にとらわれることなくセッティングや音色を作成することができます。
MC-50MK2でバルクデータをレコーディングする場合、通常のリアルタイムレコーディングで行うことができます。接続に至っては単純で、送信するMIDI機器のMIDI OUTからMC-50MK2のMIDI INに接続します。
レコーディングの手順
バルクデータの容量は内容によって様々で、セッティングデータのみでは数Kbyte程度ですが、音色データやシーケンスデータを含む場合は50Kbyteを超えるものもあります。送信にかかる時間も容量に応じて変化しますが、10Kbyte程度ならば5~7秒で完了します。