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  • No : 78993
  • 公開日時 : 2009/04/01 10:00
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【 MC-50MK2 】 8トラックしかありませんが、8パート分のデータしか入力できないのですか。

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回答

MIDIデータでは、チャンネルという概念で、どのパートのデータかが区別されます。MIDIチャンネルは1~16まで定義されており、16パート分のデータが区別できるようになっています。

MC-50MK2の各フレーズトラックは8つですが、各トラックには1~16のMIDIチャンネルのデータが混在できます。したがって、1トラックだけでも16パートのデータを入力することができます。

 

  1. ミックス・レコーディング(取扱説明書リファレンス編 P.32参照)

    リアルタイムレコーディングの際にデータを記録していく方法として、「リプレース」と「ミックス」が選べます。この内「ミックス」は既にあるデータを消さずに新しいデータを加えていきますので、チャンネルの違うMIDIデータを重ねてレコーディングしていくことができます。

  2. EDIT4:マージ(リファレンス編 P.85参照)

    しかし、最初から重ねてレコーディングすると、データの修正や編集がやりにくくなります。そこで最初から同じトラックに重ねるのではなく、別のトラックにレコーディングをして、完成したパートを一つのトラックにまとめていく方法があります。これがEDIT4の「MARGE」です。この機能を使い、できあがったパート(MIDIチャンネル)から順にまとめてくことにより、その度に空きトラックができますので、トラックが8つであっても16パートのデータが作成できます。さらに、空きトラックにレコーディングできた後、比較試聴した上で、最良のデータのみを残すというデータの作り方が可能になります。またEDIT5:「EXTRACT」という機能により、一つのトラックに混在するデータを引き離すこともできます。

  3. FUNC11:トラック・アウトプット・アサイン(リファレンス編 P.74参照)

      MC-50MK2にはMIDIアウトが2つ装備されています。各トラックにレコーディングされたデータをどちらのMIDIアウトに出力するかを、FUNC11の「トラック・アウトプット・アサイン」により設定できます。上記のように、各トラックにはMIDIチャンネル1~16のデータが混在できますので、この機能と併用すれば、32パート分のMIDIデータを出力することが可能になります。SC-88のように、MIDIインを2系統装備し、32パートの演奏が可能な音源を接続すれば、8トラックの内2トラックを使うだけでも、32パートのデータを演奏させることができます。

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