パフォーマンス・モードで、複数のパートを利用してスプリットを設定します。例えば、パート1で、ロアー、パート2 でアッパーといった具合です。従って、最大 8箇所にスプリットすることも可能になります。
設定の手順
- [Performance]/[Edit]/[Common] の順にボタンを押し、メニューから、△▽ボタンで [Key Mode] を選び、ZONE に設定します。(取扱説明書 P.67参照)
- 続いて[Part]ボタンを押し、△▽ボタンで [Patch Select] を選び、パート1 にロアーで使いたいパッチ(音色)、パート2 にアッパーで使いたい音色を選択します。
選択はカーソルをそのパートに移動し、パッチ・グループ、バンク/ナンバーボタンで選択します。続いて、[INT ZONE]ボタンを押し、ディスプレイ下のパートボタンのうち、1 と 2 以外のパートを、オフ(消灯)にします。 3音色以上スプリットしたい場合は、必要な数のみ、パート・ボタンをオンにし、使いたい音色をセットします。(取扱説明書 P.75参照)
- 続いて [Int Zone]ボタンを押し、△▽ボタンで [Key Range Upper](発音域上限)と [Key Range Lower](発音域下限)を選び、それぞれ設定を行います。例えば、真ん中の「ド」(C4) を境にスプリットする場合は、以下の様に設定します。
| パート1 | パート2 |
Key Range Lower | C 1 | C 4 |
Key Range Upper | B 3 | G 9 |
さらに、[Int Zone] の [Transpose] を設定すれば、アッパー/ロアーで発音する音の高さを、都合のよい高さに変えることも可能です。(取扱説明書 P.73~P.74)
以上の手順で設定ができたら、[Write]コマンドでパフォーマンスのライトを行えば、パフォーマンスとして保存できます。(取扱説明書 P.88参照)
ご注意 :
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