キーボードから送信するベロシティーを均一にする方法と、レコーディング後にシーケンサー側で均一にエディットする方法があります。
1. [PERFORMANCE]→[EDIT]→[MIDI](INT ZONE)の順にボタンを押し、カーソルキー(▲/▼)で[Max Velocity]のページに移動します。
2. [Max Velocity]を入力したいベロシティー値に設定し、続くページの[Velocity Sence]を「0」に設定します。
3. [CONTROL](TX ZONE)ボタンを押し、カーソルキー(▲/▼)で[TransmitCh]のページに移動します。送信するパートのMIDI CHを設定し、更にページを移動してそのパートのみ[Transmit SW]を「ON」に設定します。
4. [COMMON]を押し、カーソルキー(▲/▼)で[Keymode]のページに移動し[LAYER]に設定します。この設定でシーケンサーに入力をします。
1. データ入力後、[EDIT]→テン・キー[7]→[ENTER]で、[EDIT 7:CHANGEVELO]を選び、ベロシティーを変換したいデータのトラック、MIDIチャンネルを指定します。
2. NOTE RANGE/KFは初期設定のまま、[ENTER]を押し、MAGNIFYを""0""に設定します(この状態で全てのベロシティーは""64""になります)。そして設定したいベロシティー値から「64」引いた値をBIASに代入します。変換モードをIMMAEDIATEにして[ENTER]を押します。
※ベロシティーを「100」にしたい場合は、100-64=""36""を入力します。
3. 開始小節と、開始小節から何小節分変換するかを入力し、[ENTER]を押し、実行して良ければ[REC]を押します。
→FROM M=1 FOR 12 で1小節めから12小節分ということになります。
4. 以上の操作で任意の値にベロシティーを揃えることができます。