Orchestral パネルウィンドウの各パートエディット画面にある "SCALE TUNE" の各パラメーターにコントロール情報をアサインすることで可能です。
以下に付属のシーケンスソフト Music Creator を使用した場合の、具体的な手順をご紹介します。
Orchestralの設定
※ここでは、スケール [C]~[B] に、コントロールチェンジ 40 から 51 を割り当てます。
- Orchestralのパネルウィンドウを開き、
チューニングしたいパートの[EDIT]ボタンを開いて、[SCALE TUNE]ボタンをクリックします。
- 表示された画面の[C]ツマミを右クリックして「コントロールチェンジアサイン」ダイアログを表示させます。
[Controller] 欄に「40」と入力し、[Apply to all parts] にチェックを入れ、[OK] ボタンで画面を閉じます。
同様に、[C#] ツマミから [B] ツマミそれぞれを右クリックして、
以下のように 「Controller」 欄に数字を割り当てて下さい。
[C#]→[41]
[D ]→[42]
[Eb]→[43]
[E ]→[44]
[F ]→[45]
[F#]→[46]
[G ]→[47]
[G#]→[48]
[A ]→[49]
[Ab]→[50]
[B ]→[51]
- 設定後、[Close] ボタンで画面を閉じ、パートエディット画面も [Close] ボタンで閉じます。
Cakewalk Music Creator上でチューニング情報を追加します。
- Cakewalk Music Creatorのトラックウィンドウで、チューニングしたいパートを選択した状態で、[表示] メニューよりイベントリストを開きます。
- チューニングしたい音符を選択した状態で、[イベントの挿入] ボタンをクリックすると、選択した音符のコピーが入力されます。
- 入力されたイベントの 「小節:拍:ティック]」 欄で、チューニングしたい音符より5ティック程前のタイミングに設定します。
- 入力されたイベントの 「種類」 欄をダブルクリックして 「イベントの種類」 ダイアログを表示させ、[コントローラ] にチェックを入れ、[OK] ボタンで
画面を閉じます。
- 入力されたイベントの 「値」 欄で、チューニングしたい音程のコントロールナンバーを入力します。
例えば "C" をチューニングしたい場合は、40 と入力します。
"C#" をチューニングしたい場合は、41 と入力します。
- 入力されたイベントの右端の数値欄で、チューニングの値を入力します。
-63 Sent ~ +63 Sent の範囲で設定できます。
ここでは、0 Sentが 64 となります。
-50 Sent を設定する場合は 14、
+50 Sent を設定する場合は 114 となります。