ホーム・スタジオは、起動時に楽譜用のフォントをWindowsに登録します。このときWindowsのフォント情報などになんらかのエラーがあると楽譜用のフォントを追加することができないため、「音符フォントが追加できません」とエラーが表示されます。
このようなときは、以下の手順を試してみてください。
【Windows Me、Windows 98をお使いのとき】
Windowsのフォント・キャッシュが壊れているおそれがあります。以下の手順でフォント・キャッシュを修復してください。
1. Windowsのエクスプローラを起動します。
2. フォルダオプション・ダイアログを開きます。
Windows Meではツール・メニューからフォルダオプションを選びます。Windows 98では表示メニューからフォルダオプションを選びます。
3. 「表示」タブをクリックします。詳細設定欄で、Window Meでは「すべてのファイルとフォルダを表示する」(Windows 98では「すべてのファイルを表示する」)にマークをつけ、[OK]をクリックします。
4. Windowsフォルダにあるttfcacheファイルを削除します。
5. WindowsをSafeモードで再起動します。
※ Safeモードで起動する方法については、Windowsのヘルプを参照してください。
※ Safeモードで起動すると、デスクトップ上のアイコンの位置が変わることがあります。
6. Safeモードで起動させた後、もう一度Windowsを起動しなおします。
【上記の手順で改善されないとき、Windows 2000をお使いのとき】
システムに登録されているフォントの種類や数によっては、音符フォントを追加できずにエラーになることがあります。以下の手順で不要なフォントを削除してください。
1. コントロールパネルを開きます。Windowsの[スタート]ボタンをクリックし、表示されたメニューから、[設定]-「コントロールパネル」を選びます。
2. コントロールパネルの中の「フォント」アイコンをダブルクリックします。「フォント」フォルダが開きます。
※ Windows Meでは、お使いの状況によってフォント・アイコンがコントロールパネルに表示されていないことがあります。そのときは、コントロールパネル左端の「すべてのコントロールパネルのオプションを表示する。」の文字をクリックしてください。
3. 表示されたフォントの中から、使用していないフォントが反転表示されるようにクリックし、ファイル・メニューから削除を選びます。選んだフォントが削除されます。
※ MSゴシック&MSPゴシックや、MS明朝&MSP明朝などは、システムが使用しているフォントです。これらのフォントは削除しないでください。
複数の音楽ソフトウェアを同時に起動すると、MIDIデバイスが使用中である旨を示すメッセージが表示されることがあります。このようなときは、[OK]をクリックした後、他のソフトウェアを終了してください。
ウィンドウを閉じていても、タスクバーに残っていると起動していることになります。タスクバーに表示されているソフトウェアも終了してください。
【ダイアログに「Roland SC-D70 Wave」が表示されていないとき】
ダイアログに表示されているデバイスは、ホーム・スタジオでは使えないデバイスです。
SC-D70は問題なく使うことができますので、[OK]をクリックしてください。ホーム・スタジオの起動が継続されます。
【ダイアログに「Roland SC-D70 Wave」が表示されているとき】
SC-D70のサンプリング周波数と、ホーム・スタジオのサンプリング周波数が一致していません。このままではSC-D70は使用できません。以下の方法で、サンプリング周波数を一致させてください。
1. [OK]をクリックします。ダイアログが閉じます。
2. ホーム・スタジオの起動がそのまま継続されます。いくつかのダイアログが表示されますが、すべて[閉じる](または[続行])をクリックしてください。
3. いったんホーム・スタジオを終了します。ホーム・スタジオのファイル・メニューから終了を選んでください。
4. SC-D70の電源を切ります。
5. SC-D70フロント・パネルのSAMPLE RATES(サンプリング周波数切り替え)スイッチを押し込んだ状態(44.1KHz)にします。
6. SC-D70の電源を入れます。
7. もう一度ホーム・スタジオを起動します。起動中に、いくつかのダイアログが表示されますが、すべて[閉じる](または[続行])をクリックしてください。
8. 「オプション」メニューからオーディオを選び、開いたダイアログの「設定」タブをクリックします。
9. [オーディオデバイスの確認]をクリックします。
10. オーディオデバイスの確認が終わったら