DR-880 のデータをパソコンやハードウェア・シーケンサーに保存する方法には、以下の 3 種類があります。
● MIDI を使ったデータの送信(バルク・ダンプ)
DR-880 の MIDI OUT端子とハードウェア・シーケンサー、または MIDI インターフェース等の MIDI IN 端子を MIDI ケーブルで接続し、DR-880 のデータを送信することができます。送信できるデータは、以下の中から選択できます。
- DR-880 のすべてのデータ
- ユーザー・パターンとユーザー・ソングすべて
- ユーザー・キットすべて
- TSC のユーザー・パッチすべて
- ギター・エフェクトのユーザー・パッチすべて
- システム設定
<ご注意>
バルク・ダンプでは、DR-880 内のデータをひとまとめにして送信します。そのため、特定のパターンのみを送信したり、特定のソングやキットのみを送信したりすることはできません。
● MIDI を使ったデータの再生
DR-880 本体で再生を行うと、DR-880 の MIDI OUT 端子や USB (USB-MIDI) 端子から MIDI 情報(ノート、コントローラー等)が出力されます。
MIDI データの記録が可能な音楽制作ソフトウェアやハードウェア・シーケンサーを使って、DR-880 の演奏 MIDI データをソフトウェアに記録することができます。
なお、USB-MIDI 機能を使ってパソコンに MIDI の演奏情報を出力する場合は、DR-880 の USB ドライバーをパソコンにインストールし、DR-880 の USB Mode を「MIDI」に設定してください。
<ご注意>
MIDI OUT 端子や USB 端子からはオーディオ信号は出力されません。そのため、DR-880 の演奏音をオーディオ録音する場合は、パソコンにオーディオ・ケーブルを接続するか、別途オーディオ・インターフェースをご用意ください。
●USB を使ったバックアップ
DR-880 とパソコンを USB端子を使って接続し、パソコン上で DR-880 内のデータ・ファイルをパソコンにコピーすることができます。データ・ファイルは以下の種類があります。
- ユーザー・パターンとユーザー・ソング
- ユーザー・キット
- TSC のユーザー・パッチ
- ギター・エフェクトのユーザー・パッチ
- システム設定
<ご注意>
バックアップでは、DR-880 内のデータをひとまとめにして保存します。そのため、特定のパターンのみを保存したり、特定のソングやキットのみを保存したりすることはできません。