はい、可能です。
AR-20P のフレーズの再生方法としては、端子に割り当てたフレーズを直接再生する「ダイレクト再生」による方法と、
START / STOP 端子を使う方法があります。それぞれにつき、以下にフレーズを指定の順番に再生する方法を説明します。
- ダイレクト再生 による方法
各端子に外部タイマーをつなぎ、指定のフレーズを指定の時間に再生させます。
ただし、外部タイマーでダイレクト再生をする場合は、9 - 16 に録音したフレーズを再生します。
1 - 8 のフレーズは再生できません。
-
START 端子/ STOP 端子 を使う方法
外部機器からフロント・パネルの再生ボタン/停止ボタンを押すのと同じ操作にあたります。
従って、この操作だけでは複数のフレーズを順番に再生することはできません。
ただし、 AR-20P 内蔵のインターバル・タイマーを使用すれば、フレーズ選択ボタンで選んだ複数のフレーズを
連続再生することができます。
また、バイナリ信号を使えば、最大 250 個のフレーズ中から再生したいフレーズを選択することが可能です。
ご参考 :
AR-20P 本体で 16 個のフレーズを録音すると、フレーズ番号 1 - 16 番に録音されます。再生は、バイナリ再生を用いて 17 番以降のフレーズも可能ですが、AR-20P 本体では 17 番以降にフレーズを録音することができません。
そこで、ARE-3000 AR カード・エディター を利用して 17 番以降にフレーズを作成します。ARE-3000 では、 WAV 形式のデータを RDAC 形式 (AR-20P で再生できる形式です) に変換することができます。
RDAC 形式に変換したフレーズを 17 番以降にすることにより、バイナリ再生を用いて再生することができます。
ARE-3000 は、弊社ホームページのサポートページから ARE-3000 AR CARD EDITOR をダウンロードしてください。