フォーマット・タイプ「QUICK」を指定した場合は、ハード・ディスクの論理フォーマットを行います。論理フォーマットとはハード・ディスクをA-6で使用するための管理情報を書き込む作業で、その際に録音してあるデータはすべて消去されます。作業時間は約10~20秒程度です。
フォーマット・タイプ「FULL」を指定した場合は、物理フォーマットと、論理フォーマットを行います。物理フォーマットとは、ハード・ディスク上の全ての領域に記録されている内容を初期化(消去)します。正しく読み書きができない領域がある場合、それを使用しないための処理を行うことがあります。作業時間は10分以上かかります。
通常は「QUICK」フォーマットを行い、それでも問題が解決されない場合(録音再生が正常に行われない場合)などに、「FULL」フォーマットを実行することで、不具合が解消される場合があります。